神在月にサンライズ出雲に乗って出雲大社に行ってみたい!ということで旅行を計画しました。チケットのとり方や実際に乗ってみた感想などをまとめてみました。
サンライズ出雲車内レポート
ノビノビ座席について
サンライズ出雲「ノビノビ座席」での旅行をお考えの方はぜひ読んでみてください。
東京駅から出雲市駅へのチケットの予約方法
JRのチケットは乗車の1ヶ月前から予約可能となります。席数が少なくただでさえ取りにくいチケットで
人気の神在月
ということで万全の体制でチケット取得に挑みました。
- 「えきねっと」の事前受付
- みどりの窓口に並ぶ
発売日の朝10時に「みどりの窓口」に到着。先客がいたので並んでいたところ10時2分ぐらいには「チケット取得」のメールが来ました。意外とあっさりチケットが取れてびっくりです。
とりあえず券売機で発券だけして帰りました。希望通りの「ノビノビ座席」で旅行がスタートできます。
「えきねっと」でサンライズ出雲のノビノビ座席のチケットが取得可能
2019年7月1日乗車分からサンライズ出雲のノビノビ座席のチケットがJR東日本の「えきねっと」で予約可能になっています。さらに「えきねっと」では発売日の1週間前から事前受付の申し込みも可能なのです。これを利用すればかなり有利に「ノビノビ座席」のチケットを予約することができます。
「えきねっと」事前受付詳細
- 第三希望まで受付可能
- ノビノビ座席のみ
- 最大6名まで
- 簡単な座席指定
- 同区間の片道乗車券
「えきねっと」事前受付の流れ
- 「えきねっと」のアカウントを作成
- チケット発売日の1週前にチケットの事前受付を申し込む
- 発売日当日、10時過ぎにメールを受け取る
- 登録のクレジットカードで発券
サンライズ出雲は東京駅の乗車日と出雲市駅に到着の日付が違うので申込みの際に注意しましょう。チケット発売日は乗車日の1ヶ月前です。
サンライズ出雲乗車当日!東京駅へ
サンライズ出雲は東京駅を22時に出発で、9時45分頃に9番線に入線予定です。
東京駅に9時過ぎに到着。東京駅のグランスタでお酒とおつまみを探します。
駅弁売り場に行ってみると多くの商品が割引になっていました。駅弁の選択肢は限られるがお得に買えます。夕食は家で済ましてきたので天むすと牛タンのサラミ、ビールなどを買ってサンライズ出雲に乗り込みました。
「ものなが」の予約した席はノビノビ座席の上段。こんな感じです。隣との仕切りはなし。カーテンレールがあるので昔はあったのかもしれません。
ノビノビ座席には3つの備品がおいてあります。
- 枕カバー
- ブランケット(カバーあり)
- コップ
枕はなくカバーのみなので着替えなどを丸めて枕にするのがおすすめです。
安眠のために持ち込んだもの
- 寝袋
- アイマスク
- 耳栓
- 3又コンセントプラグ
下はカーペットが敷いてあるだけのため硬いです。ブランケットがおいているので寝袋を敷布団代わりに利用しました。
車内はかなり明るく音もうるさいのでアイマスクと耳栓は絶対持っていったほうがいいです。コンセントが通路に少ししかないため、充電する人はコンセントプラグで他の人も使えるようにしておくのがおすすめです。
東京駅を出てすぐに満席のアナウンスがありましたが、最終的に上段だけでも三席ほど空いていました。途中の駅からの乗車も意外と多く、最初はガラガラ状態でした。
乗ってすぐにラウンジを見にいったのですが、8席しかないためいっぱい。仕方なくノビノビ座席で飲むことになりました。他の乗客の人もノビノビ座席で食べたり飲んだりしています。
窓側の隣との仕切りにすっぽり挟まるともたれられるので楽です。
車内の温度は暑いぐらい、床暖房で床も暖かく半袖で過ごせました。ただ寝るときは窓から冷気がくる感じで明け方結構寒かったです。
サンライズ出雲車内
脱衣場には荷物かごとドライヤーがセットされています。シャワールームにはシャンプーとボディーソープもあります。
シャワーは6分間使用可能で1回使い切りのカードを購入しないと利用できません。このシャワーカードは乗車人数分販売されるわけではなく、早いもの勝ちです。シャワーカード販売機は10号車のラウンジ横にあるのでシャワーを利用したい人は乗車後すぐに購入するのがおすすめです。
洗面所は温水が出ますし、ハンドソープもおいてあります。車内の自販機はふつうの値段です。
岡山駅での駅弁購入と切り離し
寝ぼけていてはっきり聞き取れませんでしたが朝5時頃に車内放送がありました。放送の数分後、車掌さんが新幹線への乗り換え希望を聞きに回ってきました。人身事故の影響で数十分の遅れで運行しているとのことでした。
通常 | 到着予定 | 遅延時間 | |
---|---|---|---|
姫路 | 5:25 | 5:50 | 25分 |
岡山 | 6:27 | 7:15 | 48分 |
出雲 | 9:58 | 11:05 | 1時間7分 |
出雲市駅に1時間ちょっと遅れるので、早く着きたい人は「姫路から新幹線に乗り換えてください」とのことでした。姫路から新幹線の自由席で岡山へ。岡山から特急やくもに乗り換えれば10時過ぎに出雲市駅につけるそうです。
1時間の遅れぐらいであれば旅程に影響はないため、サンライズ出雲で出雲市駅に向かうことにしました。
到着前に車内放送があり、48分遅れの7時15分岡山に到着。停車時間は7分しかありません。
岡山駅停車中のイベント
- 飲み物を購入
- 朝ごはん用の駅弁を購入
- サンライズ出雲と瀬戸の切り離し作業を見学
事前に予約した駅弁を受け取ります。10号車付近に「祭りずし」の旗を立ててお店の人が待ってくれています。予約無しで駅弁を購入するには連結部分を超えて5号車の付近の売店まで行く必要があります。お弁当を購入するなら事前予約が断然おすすめです。
今回は「みよしのお弁当」で祭り寿司と本気のたこ飯を電話で事前予約していました。
お弁当を受け取ったら7号車と8号車の連結部分に急ぎます。すでに数人がベストポジションでカメラを構えていました。車両の切り離しはちょうど階段付近での作業になり、階段の上からが見やすかったです。
岡山駅の喫煙所は10号車前あたりにあります。
7分間の停車時間でしたが、飲み物とお弁当を買って、切り離しを見学しても結構余裕でした。
運良くラウンジが空いていたので、ラウンジで朝食。残り3時間ほどのサンライズ出雲を満喫します。
11時5分出雲市駅到着。ここから出雲大社を目指します。
サンライズ出雲ノビノビ座席を利用した感想
快適に過ごしながらの移動は最高でした。念願のサンライズ出雲に乗れて本当に満足しています。東京駅から乗り込むときの
旅行が始まる
というワクワク感が半端ないです。12時間もかかる移動が全く苦になりません。料金や車内での過ごし方、到着時刻、どれをとっても東京から出雲への移動手段としておすすめです。
次はサンライズ瀬戸にチャレンジしてみようかな。