足立美術館見学のために松江から安来に向かいました。
松江からのアクセス
安来の貸し切り温泉宿
足立美術館レポート
を紹介していきます。
松江駅から電車で安来駅、シャトルバスで足立美術館へ
松江駅→安来駅
JR山陰本線「米子行」で4駅、所要時間は30分ちょっとです。1時間に1~4本(特急を含む)ほど運行されています。
安来駅から足立美術館へは無料のシャトルバスで向かいます。16:30の最終バスに乗車したため、さぎの湯温泉の泊り客のみとなりバスには4組程しかいませんでした。バスは定員28名で混み合う時間帯は少し早めに並んだほうがいいかもしれません。
帰りのバスは足立美術館受付横にある「シャトルバス予約券」を取って乗車します。希望の時間の予約券がなくなルト乗車できないので入館の際にかならず確保しておきましょう。
足立美術館シャトルバス
- 所要時間:20分程度
- 定員:28名
- 予約(安来→足立美術館):不可。先着順
- 予約(足立美術館→安来):美術館受付横の予約券で時間指定可能
シャトルバスがいっぱいの場合はイエローバスでも足立美術館で行くことも可能です。「鷺の湯温泉・足立美術館前」で下車します。
安来駅からタクシーで行く場合
安来駅にタクシーが常駐しています。もし見つからない場合は流しで捕まえることが難しいのでタクシー会社に電話しましょう。
タクシー会社
- 日本交通:0854-22-2541
- ちどりタクシー:0120-313-032
- 広瀬タクシー:0854-32-2936
もし最初からタクシーの利用が決まっていれば荒島駅からのほうが足立美術館へは近くなっています。
安来駅から足立美術館へ
- 料金:約2,800円
- 時間:約15分
- 距離:約8.4km
- 移動手段:無料シャトルバス、タクシー、イエローバス
荒島駅から足立美術館へ
- 料金:約2,400円
- 時間:約10分
- 距離:約7.3km
- 移動手段:タクシー、イエローバス
足立美術館徒歩圏内の宿「安来苑」
シャトルバスに揺られ20分ほどで足立美術館前に到着。今回お世話になる「安来苑」は足立美術館入り口のすぐ横になります。お土産物屋を抜け、安来苑へ。
安来苑
- チェックイン:16:00
- チェックアウト:10:00
- クレジットカード:VISAのみ
- 駐車場:あり
足立美術館徒歩圏内の宿で安来苑を選んだ理由
足立美術館の開園時間に入館するために徒歩圏内の宿に宿泊することを決めました。宿の選択肢は3つ。
- さぎの湯荘
- さぎの湯温泉 竹葉
- 安来苑
これらの中から「安来苑」を選んだ理由は
- 宿泊費がリーズナブル
- トイレ付きの部屋がある
- 無料の貸切露天風呂
です。3つの宿の中で宿泊費が一番リーズナブルでトイレ付きの部屋も選べるところが魅力的でした。そして安来苑を選んだ最大の理由は
無料の貸切露天風呂
が自由に何回でも利用できるというところです。温泉に来たのだから温泉を満喫したい!ゆっくり入れる貸切風呂だけでも嬉しいのに、
予約不要の早いものがち!
入りたいときに空いていれば「24時間いつでもどうぞ」という画期的なシステムなのです。
入浴方法は簡単。入り口の札をチェックして空いているかを確認するだけです。あいていれば札を「入浴中」にして、脱衣所の鍵を閉めれば貸切風呂を利用できます。
めちゃくちゃ広い露天風呂です。
内風呂も立派。脱衣所には、脱衣かご、扇風機、ドライヤー、体重計などがあります。
夕食前と朝食前の2回利用しました。朝6時半から入ろうと思ったのですが、別の方が利用中で1時間ほど待つことになりました。夕方はすぐに入れました。広いお風呂を貸し切れることはなかなかできないので本当におすすめです。11月の気温も寒すぎず露天風呂にはよかったです。
かなり古く昭和レトロ感漂う部屋や建物は、清潔に保たれており快適に過ごせました。エアコンの効きもバッチリです。部屋に冷蔵庫はありませんでしたが、持ち運び用の小さな冷蔵庫を貸してもらえました。
動くのかわからない古いマッサージチェアと通常のお風呂へ続く木の橋。手前には大量の漫画がおいてあり自由に読むことができます。
レトロな館内と優しい従業員の方々の接客で満足のいい宿でした。
美しい日本庭園の足立美術館
朝のお風呂が遅くなったため、9時過ぎに足立美術館へ。すでに観光バスが何台も停まっており団体客の長い列ができていました。宿の人曰く8時半ぐらいから開いているそうなのでもう少し早めに行くほうがおすすめです。
団体のお客さんと一緒になるとこんな感じです。とりあえず、おみやげコーナーで見やすくなるまで時間を潰しました。
ある程度人が減ってから、念願の日本庭園を鑑賞しました。噂通り見事です。紅葉の状態を確認したい人は足立美術館公式のライブカメラで確認できます。
庭園以外にも近代日本画や陶器なども見応えのある作品が沢山あります。全く詳しくない「ものなが」でも知ってる、横山大観や北大路魯山人の作品を見ることができます。(庭園は撮影可能ですが、美術品の撮影はできません。)
2020年4月1日には新収蔵品を初公開する「魯山人館」のオープンが予定されています。更に見どころが増え楽しみですね。
館内には庭園を見ながらゆっくりできるカフェ・茶室が3つあります。
館内カフェ・茶室
- 喫茶室 翆
- 喫茶室 大観(ランチ可能)
- 茶室 寿楽庵
「喫茶室 翆」は順路の最初の方にありかなり並んでいました。その先にある「喫茶室 大観」「茶室 寿楽庵」は比較的空いていました。
足立美術館
- 料金:2,300円
- パートナーズカード会員:6,000円(2年間入館無料)
- 日本語音声ガイド:500円(日本庭園と展示作品の解説)
- 休館日:年中無休(新館のみ休館日あり)
- 駐車場:400台(無料)
喫茶室や茶室の利用はせずゆっくり見回って約2時間ほどでした。土曜日ということで朝でもかなり混雑していました。日本庭園はきれいでとても良かったのですが、もう少し空いていればな…というのが正直な感想です。
さて、シャトルバスで安来駅に戻り、次は鳥取に向かいます。