朝から足立美術館を見学し、昼過ぎの電車で鳥取駅へ移動します。
山陰本線特急「特急スーパーまつかぜ8号」で鳥取へ
鳥取市内観光
鳥取砂丘と砂の美術館
鳥取コナン空港から東京へ
などを紹介していきます。
安来から鳥取へは山陰本線特急「特急スーパーまつかぜ8号」で駅弁旅
安来から米子へ移動し、「特急スーパーまつかぜ8号」に乗り換えます。
安来から鳥取
- 所要時間:1時間45分
- 料金:3,710円(自由席)
電車の本数が少なくあまり選べません、料金よりもなるべく待ち時間のない電車を選んだ結果、「特急スーパーまつかぜ8号」にしました。
米子駅での乗り換え時間が11分。その間に駅弁を購入して特急に乗り込みます。出発ホームに食堂件売店があり駅弁を購入できました。
「特急スーパーまつかぜ8号」は2両編成で、前が自由席車両、後ろが指定席車両。自由席で十分なほど人はまばらです。
燻鯖寿司が残念ながら売り切れだったので「鯖寿司」「カニずし」を購入。米子を出発後買ってきた弁当を広げて食べ始めて思ったのは
めっちゃ揺れる
なかなかの揺れで、飲み物はテーブルに置いておけない感じでした。進行方向右側は日が当たるので暑いです、左側の座席をおすすめします。
駅弁を食べながらお酒を飲んでいたら、あっという間に鳥取駅に到着しました。
鳥取市内観光と名代笹すし
予定通り13時39分に鳥取に到着。予約していた駅前の「グリーンリッチホテル鳥取駅前」に荷物を預けて早速市内観光にでました。
城下町とっとり交流館 高砂屋
駅のインフォメーションでもらった地図を見ながら適当に歩きまわり、とりあえず「城下町とっとり交流館 高砂屋」に行ってみました。
城下町とっとり交流館 高砂屋
- 開館時間:9時~17時
- 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
- 入館料:無料
高砂屋には鳥取の伝統工芸品の販売ショップやカフェがあります。
コーヒーを頂いていたところ、スタッフのお母さんが鳥取城や高砂屋の歴史についていろいろ教えてくれました。
すすめてもらった市内の観光スポット
- 観音院
- 市歴史博物館やまびこ館
- 鳥取城後
- 仁風閣
のんびり歩きながら回ってみることにしました。
立派な門がある観音院。誰もいなくて特に何もない感じでしたw
時間がなくて入りませんでしたが、外観は立派でした。
やまびこ館の奥には鳥取東照宮の入り口があり、ハイキング装備の人たちが何組かいました。
鳥取城跡横にある仁風閣の閉館ギリギリに間に合い中に入ることができました。
国指定重要文化財 仁風閣
- 開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
- 休館日:月曜日(祝日開館)、祝日の翌日、年末年始
- 観覧料:150円
映画「るろうに剣心」の撮影が行われたことでも有名な仁風閣。支柱の無い螺旋階段や明治時代の洋風建築は見ごたえがあります。大正天皇の宿舎としても使われていた歴史があります。
かなり歩き周り疲れたので鳥取市100円循環バス「くる梨(くるり)」で鳥取駅まで戻りました。くる梨(くるり)は3つの路線があり市内の観光スポットを回るのに非常に便利なバスです。
夜は予約していた「名代笹すし」さんで美味しいお寿司
市内観光でしっかりお腹を減らし、鳥取の超有名店「名代笹すし」さんで晩御飯です。この旅行2度目のグーグルトラップ(通れない道をすすめられる)で、閉まっている裏口から入らされそうになりました。鳥取駅からグーグルマップで行く際は気をつけてくださいwグルっと回って予約した時間にちょうど到着しました。
すでにカウンターは満席でとりあえずお座敷で、空いてからカウンターに移動するとのこと。オーダーは、お酒のおつまみを多めで適当にお願いしました。
地酒の3種の見比べと白子。
うまい
せっかく美味しい料理をいただくので、食に集中するために写真を取るのは早々に諦めました。(写真殆どなしですw)
ビールを頼んだ際、
スズorうすはり
でグラスを選べます。スズのグラスなかなか良かったです。
11月はカニが解禁になっているのでいただきました。甘みがありおいしかった。ただカニの時期は「漁がカニばっかり」になるそうで「モサエビ」が入ってきていないとのことでした。残念。
お寿司までに美味しい料理を多めに頂いたので、お寿司は少なめの5貫に調整してもらいました。地酒もたくさん頂けたので大満足です。
二人で相当飲んで1人1万円ちょっと。料理のクオリティを考えるとめちゃくちゃお値打ちです。さすが超人気店ですね。
面白い女将さんと厳しそうで優しい大将とお話できたのも良かったです。次に鳥取に行くときも必ず行きたいお店です。
2019年9月オープンのグリーンリッチホテル鳥取駅前に宿泊
2019年9月25日にオープンしたばかりのグリーンリッチホテル鳥取駅前にチェックイン。まだ2ヶ月経っていなかったので、どこもピカピカです。アクセスも鳥取駅から徒歩3分と便利です。
2階のフロントでチェックインを済まし部屋へ。大浴場もフロントと同じ階にあります。エレベーターはカードキーをかざしてからでボタンを押すタイプ。
プレミアムルームはマッサージチェアがあり、旅の疲れを癒せます。鳥取砂丘に行ってからならもっと良かったのにな。
朝食は1階のレストランでバイキング形式です。品数も多くまあまあです。スリッパで大丈夫でした。
グリーンリッチホテル鳥取駅前
- 朝食時間:6時30分~10時(オーダーストップ9時30分)
- チェックイン:3時
- チェックアウト:11時
- 鳥取駅からのアクセス:徒歩3分
- 駐車場:44台(1泊600円)
鳥取砂丘と砂の美術館
11時までホテルでゆっくりくつろぎ、鳥取砂丘へ。移動にはループ麒麟獅子バスの一日乗り放題券を利用しました。ループ麒麟獅子バスは鳥取砂丘や鳥取港などを周遊する観光用バスです。
ループ麒麟獅子バス詳細
- 一日乗り放題券:600円
- 一回乗車:300円
- 運行:土日祝日、夏季(8/1~8/31)1日12便
- 停車駅:鳥取駅、鳥取城跡、鳥取砂丘、砂の美術館、こどもの国、鳥取港など
利用した区間
- 鳥取駅→砂の美術館前
- 鳥取砂丘→鳥取港(かにっこ館)
- 鳥取港(かにっこ館)→鳥取駅
2つ以上の観光地を回るのであればお得です。
ループ麒麟獅子のデメリット
- 運行本数が少ない
- 一方通行なので乗り場により鳥取駅までの時間がかかる
- 結構混んでいた
鳥取砂丘から鳥取駅までは、鳥取港経由になり40分以上かかります。運行本数が少ないので時刻表に合わせて行動することになります。(ループ麒麟獅子時刻表)一度乗り遅れるとかなり待ちます。時間帯によってかもしれませんが、3回乗車して2回は座れませんでした。混んでいることも多そうです。
自分の観光プランに合うか検討してから利用を考えてください。駅ナカの観光案内所で「鳥取砂丘と鳥取駅間のバス」の時刻表がもらえます。市バスとループ麒麟獅子の時間が載っているので便利です。砂の美術館のチケットが100円引きで買えるのでついでに買っておきましょう。
壮大なスケールの砂のアートに圧倒される砂の美術館
ループ麒麟獅子で砂の美術館前で下車し美術館へ。今回の展示は「砂で世界旅行・南アジア編」だそうです。
シンプルな入り口から入り製作者のパネル展示を抜け2階に上がります。するといきなり
ガンジー
めちゃくちゃリアル!本当に砂?
入ってすぐのガンジーのインパクトはすごいです。
二階の展示で最大級の「ムガル帝国 皇帝シャー・ジャハーンと王妃の愛の物語」。
でか!
堀り下げられた感じの「ヒンドゥー彫刻 コナーラクの車輪」。
そして、三階からの「ガンジー」。上から見れるのがいいですね。
外に出て展望広場に行くと砂丘が見渡せます。
屋外の砂あそび広場では「ミニ砂像体験」のコーナーもあります。
20cmほどのミニ砂像を実際に作る事ができます。
ミニ砂像体験詳細
- 開催期間:2019年5月15日~11月30日
- 時間:13時30分~15時30分
- 制作時間:30分~1時間ほど
- 予約:不要
砂の美術館
- 開館時間:9時~18時(最終入場17時30分)
- 入館料:600円
- 南アジア編展示期間:2019年4月13日~2020年1月5日
見るより歩くとその広さに驚く鳥取砂丘
砂の美術館からお土産物屋の横を通り過ぎ、鳥取砂丘入り口へ。入り口はいくつかありましたが、リフト横の入口から砂丘に上がってみました。
遠くに見える「馬の背」と呼ばれる高さ約50mの砂山の頂上を目指します。ビーチサンダルに履き替えましたが裸足のほうが歩きやすくすぐに裸足に。
砂の歩きにくさと見た目以上の上り坂に疲れながらなんとか馬の背の頂上部分に到着。
馬の背を下って海岸まで行く体力と勇気はありませんでした。
馬の背の上を歩いて更に奥へ。ドラクエウォークのランドマーク「鳥取砂丘」を探します。
入り口から800mほど先の地点にランドマークがあります。めちゃくちゃ遠いです。
人も殆どいない砂丘をひたすら進む「ものなが」です。
人が歩いていないので風紋もくっきりです。
とにかく広い鳥取砂丘でした。奥の方は砂が硬いところもありビーチサンダルが役立ちました。馬の背を登るぐらいであれば裸足で十分だと思います。
なんとか入口まで戻ってこれました。1時間30分ほどかけて砂丘を満喫です。リフト乗り場横にラクダ乗り場もあります。(撮影も有料)
砂丘からの階段を降りると「鳥取砂丘ジオパークセンター」があり、足洗い場が利用できます。
お土産物屋を見回り、バスの時間まではのんびり休憩です。「梨ソフト」がかなり美味しかったのでおすすめです。
鳥取港(かにっこ館)
遅めのランチのために鳥取港のかにっこ館横の「かろいち」に行きました。
海鮮丼セットをいただきました。特に感動もお得感もなしで普通かなw
無料のふれあい水族館「かにっこ館」を一瞬見学。小さい子供さんと一緒なら良さそうです。バスの時間になり鳥取駅へ戻ります。
鳥取砂丘コナン空港から東京へ
行きはサンライズ出雲で帰りは飛行機で東京へ。鳥取最後の観光スポット「鳥取砂丘コナン空港」に向かいます。鳥取駅から空港へは「空港バス」を利用しました。鳥取駅からすぐのバスターミナル2番乗り場から飛行機に合わせて運行しています。
最終便:鳥取18時40分発
鳥取発羽田行き最終便に合わせて運行される17時30分に鳥取駅前初の空港バスに乗りました。混んでいなければ20分ほどで空港に到着します。ちなみに空港バスはコナン使用になっています。
鳥取駅から空港への移動手段
- 電車:鳥取→鳥取大学前 8分 + 徒歩20分(190円)
- タクシー:15分(2,620円)
- バス:20分(470円)
バスはほぼ満席状態で乗客全員が同じ便に乗るので搭乗手続きカウンターや手荷物検査場は混雑していました。チェックインだけ済ませ、空港内を見学します。
1階メインエントランスでは機長姿のコナンくんとCA姿の蘭ねーちゃんがお出迎え。
コインロッカーとプリクラ。
1階のラクダとコナンくんのトリックアートの上(3階)には怪盗キッドの姿も。
名探偵コナンに登場する喫茶ポアロを再現。
安室透と毛利小五郎の等身大フィギュアと撮影できます。
鳥取県の観光スポットを紹介しているパネル。
残念ながら最終便の空港バスでは名探偵コナングッズ専門店「コナン探偵社」の営業時間には間に合いませんでした。
コナン探偵社空港店
・営業時間:9:15~17:30
写真では紹介しきれないほど名探偵コナンスポットがたくさんあります。鳥取砂丘コナン空港を満喫するには飛行機に合わせた空港バスでは時間が足りないです。空港バスとは別の手段で空港に向かう必要があります。
島根・鳥取旅行まとめ
ご飯も美味しかったし、行きたいところにもほぼいけました。4泊5日で少し駆け足になりましたが満足の行く旅行でした。
- サンライズ出雲
- >神在月の出雲大社
- 松江城や窯元/li>
- さぎの湯温泉と足立美術館
- 鳥取砂丘と笹すし
もう1日か2日かあれば「境港・水木しげるロード」と「青山剛昌ふるさと館」を追加したいところです。本当に楽しい旅行でした。
島根・鳥取旅行のスタートは東京から出雲までの寝台列車「サンライズ出雲」。もしよければ合わせて読んでみてください。ノビノビ座席良かったですw