白Tシャツを着る機会が多い「ものなが」です。
白Tって結構汚れが目立ちますよね
なるべく汚さないように気をつけていても、経年劣化でどうしても黄ばみが気になってくる白Tシャツ。
というわけで破れやヘタリもなくまだまだ着れる状態ですが、ちょっと黄ばみや汚れが気になるTシャツを染めてみることにしました。
さらにリサイクルショップで汚れた白Tシャツを購入し、ついでに染めてみます。
黒染めする汚れた白Tシャツの詳細と染める前の準備
Tシャツの汚れをチェックしたり、洗濯したりと黒染め前の準備を行います。
染める白tシャツの状態や詳細
染める白tシャツ
- 無地白tシャツ(ユナイテッドアスレ)
- スタウォーズ白tシャツ(ユニクロ)
- オアシス白tシャツ(アダムエロペ)
- プリント白tシャツ(HUMAN MADE/たぶんニセモノ)
無地白tシャツ(ユナイテッドアスレ)
長年愛用しているヘビーウエイト白tシャツ。数年着ていますが、首周りのヘタレはありません。部分的にうっすら汚れがあり、全体的に黄ばみが気になるようになってきました。
スタウォーズ白tシャツ(ユニクロ)
着用回数は少なくほぼ収納ケース内で待機。購入してから数年たち、全体に黄色っぽくなってきていました。
オアシス白tシャツ(アダムエロペ)
サイズが小さくリサイクルショップで迷いに迷って購入。汚れがひどくそのまま着るのはちょっと厳しい状態です。全体にシミあり、黄ばみありで今回の4枚の白Tシャツの中でダントツの汚れっぷりです。
プリント白tシャツ(HUMAN MADE/たぶんニセモノ)
ゆるいプリントが気に入ったのでリサイクルショップで購入。「HUMAN MADE」とタグが付いていますが、洗濯表示などの日本語がおかしいのでニセモノでしょう。そのまま着れそうなコンディションですが黒染めしてみます。
Tシャツの重さを図り、染料の量を決める
染めるものの重さを図らないと染料(ダイロンプレミアムダイ)を決められません。
ダイロンプレミアムダイ1袋…染められるTシャツ約250g
キッチンスケールでTシャツの重さを図りました。合計が835gだったため、ダイロンプレミアムダイは3~4袋必要となります。
染色前に汚れを落とすために洗濯
染めムラなどの原因になる汚れを落とすため洗います。染色の前日にやっておくと楽です。
以前、ユニクロのエコバックを染めたときの記事も合わせてどうぞ↓
ダイロンプレミアムダイで汚れた白Tシャツを染める
自宅で簡単に染められるダイロンプレミアムダイを使って白Tシャツを黒染めしてみたいと思います。
白Tシャツを染めるのに準備する道具
- 衣装ケースやバケツ
- 黒い服上下
- 泡立て器(混ぜるもの)
- 洗面器(染色液作成時に使用)
- ゴム手袋
- ハサミ
- ゴミ袋※
- マスク※
- ペットボトル500ml
染色材料
- 塩…750g
- お湯…大量
- ダイロンプレミアムダイ…3袋
- カラーストップ…1袋
※2回染めたのであとから気づいたもの
複数枚白Tシャツを染めるので普段使っている無印のクリアケースを使用しました。使用ごクリアケースは、お風呂用洗剤で軽く洗浄すれば元通りになりました。
染色工程と目安時間
- 染色液を作る…約5分
- 染色液につけ染める…約1時間
- カラーストップ…約20分
- 脱水&乾燥
ダイロンプレミアムダイと塩とお湯で染色液を作る
まずは洗面器でダイロンプレミアムダイを溶かし、染色液を作ります。
ダイロンプレミアムダイ1袋:お湯500ml
3袋使用するため1.5lのお湯で溶かしました。
次に衣装ケースで塩とお湯を混ぜます。
ダイロンプレミアムダイ1袋:お湯6l:塩250g
塩750gとお湯18lを混ぜます。18l図るのが面倒なため適当に入れてみました。
洗面器で作った染色液を塩入りのお湯に入れ、混ぜ合わせます。染色液の準備完了です。
白Tシャツを染色液につけ染める
白Tシャツを染色液につけます。全体に染み渡るようしっかり混ぜます。
1枚ずつ投入していったほうが馴染ませやすいです。
15分ほどしっかり混ぜたら、45分つけ置きます。ムラにならないよう時々かき混ぜます。
約45分後、染色液から取り出しすすぎます。長時間のつけ置きで濃く染まるということはないらしいです。(ダイロン公式で確認)
色が出なくなるまですすぎます。枚数あるとかなり大変、すすいでもすすいでも永遠に色が出てきます。
色落ち防止のカラーストップにつける
色落ち防止のカラーストップの準備を始めます。
カラーストップ1袋:約1kgの服:十分に浸かる量のお湯
今回の白Tシャツは1kg未満なのでカラーストップ1袋を使用します。クリアケースにお湯を入れようとしたところ
お湯の温度:繊維表示に基づく最高温度
綿100%の白Tシャツの「繊維表示に基づく最高温度」って何度?そんな表示は見たことがないため、給湯温度のMAXのお湯とカラーストップを混ぜてみます。
すすいだTシャツを投入し、かき混ぜます。15分ほどつけ置きしたらすすいで完了です。
脱水&乾燥
すすぎ終わったTシャツを洗濯機で脱水。しっかり脱水したら干して乾くのを待ちます。
濡れている状態でもかなり緑っぽい染め上がりがわかります。
黒染めした白Tシャツの仕上がり
仕上がりはこんな感じです。
ミドリ!
うすうす気づいていましたが、黒ではなく深緑です。染色の際、お湯を適当に入れため、染色液が薄くなってしまったせいと思われます。
一枚ずつチェックしていきます。
無地白tシャツ(ユナイテッドアスレ)
無地白tシャツは染めムラが目立ちます。単体でしっかり染めたほうがいいかもです。
タグとステッチはほぼ染まらず。タグは少し薄汚れたような感じになっています。
目立つ汚れが数カ所ありました。もっと濃く染まっていれば目立たなかったのかもしれません。
味のある無地ダークグリーンTシャツの完成です。
スタウォーズ白tシャツ(ユニクロ)
プリントが大きいため色ムラがわかりにくいです。
ストームトルーパーのプリントは何かわかりにくくなりました。
首の部分の染まりが悪い。綿以外の素材が入ってるのかも?
スターウォーズグリーンTシャツです。
オアシス白tシャツ(アダムエロペ)の黒染め仕上がり
しっかりミドリに染まってます。よく見ると全体にムラはありますが、許容範囲とします。
プリントがかなり目立たない感じになりました。
タグもしっかり染まっています。
黒Tシャツと並べてみるとこんな感じです。
プリント白tシャツ(HUMAN MADE/たぶんニセモノ)
まあまあいい感じに見えますが、全体に色ムラありです。
プリント部分は全く染まらず。
染料が溶けてなかったのか、濃淡の色ムラがかなりあります。
なかなか味のあるtシャツになったのではないでしょうか。
白tシャツを黒く染めるまとめ
久しぶりのtシャツ染色は、色ムラ祭りでしたがとにかく楽しかったです。
白Tシャツ黒染めおすすめポイント
- 黄ばみ・汚れは気にならなくなる
- 愛着がわく
- 染色作業が楽しい
- 半日楽しめるイベント
- 独特のカラーTシャツが誕生
白Tシャツ黒染め失敗ポイント
- 全然黒にならなかった
- 色ムラがある
- お風呂場が染まった
初めての黒染めの場合は、お気に入りのTシャツから始めず、一度失敗してもいいTシャツで試し染めしたほうが手順やコツがわかり、いいと思います。
とにかく楽しめたので白Tシャツの黒染めはおすすめです。