何年かに一度、服を染めたくなる「ものなが」です。
ここ数年、白Tシャツを着ることが多く枚数も増えてきました。数年経つと汚れや黄ばみが少し気になり、
引退or染める
の選択を迫られました。Tシャツの状態的にはまだ着れそうなので「染める」ことにしました。
ということでダイロンプレミアムダイを使って、色々染めてみます。
ダイロンプレミアムダイの使い方やTシャツやスウェット、トートバッグなど大量に染めてみてわかったコツなども紹介していきます。

手軽に自宅で黒染めできるダイロンプレミアムダイとカラーストップ
衣類を黒く染めるものはいくつかあります。
- ダイロン
- みや古染
- コールダイカラー
- 染めQ
水やお湯に溶かし、衣類を浸して染める「ダイロン」「みや古染」「コールダイカラー」「ベストカラー」。スプレーで表面に吹き付けコーティングする「染めQ」。このあたりが有名です。
Tシャツやスェットなどの衣類には、衣類を浸して染めるタイプなので、それらの中でもベタな「ダイロン」で染めてみることにしました。
染めQはキャップを染めるのに使用しました。キャップの日焼けや色あせなど気になる人は是非合わせて読んでみてください→染めQでお気に入りのキャップを復活

ダイロンの種類プレミアムダイとマルチダイ
ダイロンには2つの種類があります。
ダイロンの種類と違い
- ダイロンプレミアムダイ
- ダイロンマルチダイ
ダイロンプレミアムダイ
- 染まるもの…綿、麻、レーヨン
- 染色温度…40℃
- カラー数…15色
ダイロンマルチダイ
- 染まるもの…綿、麻、レーヨン、ナイロン、ウール、シルク
- 染色温度…80℃
- カラー数…22色
10点以上染める予定なので「80℃」のお湯を大量に用意するのは難しいです。40℃とお風呂場で簡単に染められる「ダイロンプレミアムダイ」を選びました。
ダイロンのカラーストップ
染めた色をできるだけ長く保つために「カラーストップ」で色落ちを防止します。
以前、購入したミリタリーコートの色落ちが激しかった際にダイロンのカラーストップを使用したことがあります。使用後ほぼ色落ちしなくなりめちゃくちゃ助かりました。
同じダイロン製ですし、色落ち防止剤にこの「カラースプップ」を使用します。
色落ちが心配な場合はカラーストップ(色止め剤)をお使い下さい。


ダイロンプレミアムダイの黒染めに必要なもの
まずは必要なものを揃えて黒染めの準備です。


準備する道具
- 容器(衣装ケース・バケツ)
- 黒い服上下
- 泡立て器(混ぜるもの)
- 洗面器(染色液作成時に使用)
- ゴム手袋
- ハサミ
- ゴミ袋
- マスク
- ペットボトル500ml
染色材料(ダイロン1袋用)
- 塩…250g
- お湯…6l
- ダイロンプレミアムダイ…ブラック
- カラーストップ
準備する道具
使用後の感想も交えて紹介していきます。すでに準備が終わっている人は飛ばしてください。
染色容器の衣装クリアケースと折りたたみバケツ
染色容器として2種類の容器を使用しました。
- 無印の衣装クリアケース
- 折りたたみバケツ(10L以上)
無印の衣装クリアケースは普通に使用しているため染まったら大変です。
ゴミ袋を中に入れて使おうと考えましたが45lのゴミ袋では小さすぎて断念しました。
染まってしまったら買い替える覚悟です。


作業でしたw
折りたたみバケツ(10L以上)は以前にタイダイ染めを行った際に、しっかり染まっちゃったので染まりは気にせず使用。
伸び縮みするゴムの部分がすでに真っ青です。
染まってもいい黒い服上下
服を染色液につけて混ぜる際に、染色液がかなり飛びます。最悪捨ててもいいようないらない服での作業がおすすめです。
今回の黒いTシャツと短パンは特に目立った汚れは付きませんでした。
泡立て器(混ぜるもの)
ダイロンプレミアムダイを洗面器でお湯に溶かす際に使用。100均でわざわざ購入しましたが、割り箸とかで混ぜても大丈夫そうでした。特に必要性を感じなかったものです。


洗面器(染色液作成時に使用)
無印の洗面器は一度捨てる覚悟を下ぐらい真っ青に染まりました。お風呂用洗剤では全くおちず、カビキラーで何とか元通りになりました。
100均などで捨ててもいい容器の使用がおすすめです。
ゴム手袋
カラーストップの衣類を混ぜるのが熱いので、ナイロンの薄いものより、掃除用などの厚手のしっかりしたゴム手袋がおすすめです。
染色液が手袋の中に入ってしまい、結局手は少し染まってしまいました。
ゴミ袋とマスク
ゴミ袋とマスクは2回めに追加したものです。
ダイロンプレミアムダイの袋を開けると一瞬で粉が舞います。鼻にツンとくる感じがしたので、マスクでガードしたほうが良さそうです。
ダイロンプレミアムダイを洗面器に入れたあとの袋の捨て場所に困りました。小さなゴミ袋を用意しておくのがおすすめです。
ダイロンプレミアムダイの空の袋でも粉は残りの入っており、おいた場所が染まります。
染色材料
染料以外にも塩が必要なので必ず準備しておきましょう。
ダイロンプレミアムダイとカラーストップ
ダイロンプレミアムダイとカラーストップとでは染めるものの量が異なります。
- ダイロンプレミアムダイ…約250g
- カラーストップ…約1kg
と表示されていますので比率はこんなイメージ。
ダイロンプレミアムダイ4袋:カラーストップ1袋
1対1ではないので注意が必要です。カラーストップが余った場合は、別容器に移し替え、密封して保管可能。(ダイロン公式より)保管はできますがなるべく早く使うのがおすすめだそうです。
塩とお湯
ダイロンプレミアムダイで染色するためには塩とお湯が必要です。
ダイロンプレミアムダイ1袋:塩250g:お湯6l
今回はかなりの量を染色するため塩2kgを用意。お湯に関しては多すぎて正確に測りませんでした。←これが染色失敗(色が薄い)の原因と思います。
お湯の温度は40℃
蛇口から出るお湯の温度で染色できるのは助かります。
カラーストップ1袋:浸かる程度のお湯
カラーストップのお湯の量は明確に指定されておらず気にしすぎなくても大丈夫そうです。ただ
お湯の温度:繊維表示に基づく最高温度
「繊維表示に基づく最高温度」って何度?そんな表示は見たことがないため、蛇口から出るお湯のMAX温度で使用してみました。


ダイロンプレミアムダイの使い方と作業工程
黒染め工程と目安時間
- 汚れを落とす(洗濯)…前日
- 染色液を作る…約5分
- 染色液につけ染める…約1時間
- カラーストップ…約20分
- 脱水&乾燥
工程ごとに細かく紹介していきます。
前日に洗濯し、汚れを落とす


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染めるTシャツに汚れが残っていると色ムラの原因となります。染色前に洗濯してきれいな状態にしておきましょう。
プレミアムダイ&塩&お湯で染色液を作る
染色液を作る工程
- 塩をお湯で溶かす
- 洗面器でダイロンプレミアムダイを溶かす
- ダイロン液と塩のお湯を混ぜ合わせる
塩やお湯の割合
ダイロンプレミアムダイ1袋:お湯6l:塩250g
塩をお湯で溶かす
2日間染色をした結果、ダイロンプレミアムダイを溶かすより塩を先に溶かしたほうがスムーズに作業が進みます。
40℃のお湯に塩を溶かします。ダイロンプレミアムダイ1袋に対し塩250g必要となります。今回は大量に染色するので塩も大量です。
洗面器でダイロンプレミアムダイを溶かす
ダイロンプレミアムダイを開ける際には注意が必要です。ハサミを入れた瞬間に飛び散ります。
ダイロンプレミアムダイ1袋:お湯500ml
お湯の量を測るのにペットボトルがあると便利です。


ダイロン液と塩のお湯を混ぜ合わせる
ダイロン液を静かに塩のお湯に投入。この時も飛び散るのでご注意ください。


かき混ぜながら染色液につけ染める
Tシャツやスウットなどに染色液がまんべんなく染み込むようにかき混ぜながら染色液につけます。
染色液につける時間
- しっかり混ぜ合わせる…15分
- 時々かき混ぜる…45分
かなりめんどくさいですが、むらなく染めるために重要な作業です。
約1時間ほどつけ置き、その後染色液を洗い流します。染めたものの枚数が多くすすぎ作業も結構たいへんでした。
洗濯機ですすいでもよかったかなっと思います。
カラーストップにつけ色落ち防止
色落ち防止のカラーストップをお湯に入れます。
十分に浸かる量のお湯:繊維表示に基づく最高温度
とりあえず蛇口から出るMAX温度のお湯を使用しました。後日着用し、洗濯した結果、大きな色落ちはしていないのでよったかと思います。
すすいで濡れたままの染めたものを投入し15分ほどつけ置きます。時々かき混ぜるのを忘れずに。
15分後、しっかりすすいでカラーストップを洗い流します。
洗濯機で脱水し、しっかり乾燥
カラーストップを洗い流したら、洗濯機で脱水。脱水終了後、陰干し位して染色作業終了です。


ダイロンプレミアムダイで黒染めしたもの
ダイロンプレミアムダイで黒染めしたもの
- 白Tシャツ
- 色あせた黒Tシャツ
- やけのあるネイビーTシャツ
- タイダイシャツ
- スウェット
- トートバッグ・エコバッグ
無地やプリントを含めた白Tシャツ4枚
黒染めした白tシャツ
- 無地白tシャツ(ユナイテッドアスレ)
- スタウォーズ白tシャツ(ユニクロ)
- オアシス白tシャツ(アダムエロペ)
- プリント白tシャツ(HUMAN MADE/たぶんニセモノ)
白Tシャツは一番染めやすそうでしたが、まさかの緑色&ムラの仕上がりに。
各Tシャツの染め上がりはこちらのページ→汚れたり黄ばんでしまったお気に入りの白Tシャツを黒に染めて復活させる
ダイロンプレミアムダイで黒染めする方法まとめ
Tシャツ・スウェット・エコバッグなど色々染めて楽しかったです。単色をムラなく大量に染めるのはかなり大変です。初めてであればタイダイ染めなどの部分染めが手軽でいいかと思います。