古い棚に鉄脚をつけてリメイク 使い勝手の悪かった棚も思い切って拡張し、引き出しもつけてみました

使い勝手の悪い昭和レトロな古い棚をリメイク リメイク
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最近、収納を見直すのにハマっている「ものなが」です。

収納の高さが微妙で持て余していた古い和風棚を鉄脚をつけリメイクします。

DIY初心者のため、「失敗してもいいや」という気持ちの素人家具リメイク紹介です。

ものながのアップ
結構適当なリメイクでも、そこそこ使える家具になりましたw

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我が家の文庫本が立つてられない使い勝手の悪いアンティーク棚

使い勝手の悪い棚をリメイク

以前はテレビ台として活用していたお気に入りの和風棚。

テレビを置かなくなり収納として使ってみましたが中途半端な棚の高さで使い勝手が非常に悪い。写真でもわかるように残念ながら収納がうまく機能していません。

使いにくい収納棚

棚のサイズ

  • 横幅…87cm
  • 高さ…57cm
  • 奥行き…28.5cm

棚の問題点

  • 内部棚が低く収納できるものが限られる
  • 扉や引き出しがなく中が丸見え
  • 一番下の段にホコリが溜まりやすい

内部の棚の高さが14cm~15cmと低く、文庫本(A6規格:105×148mm)がギリギリ入らないサイズ。使いにくく持て余しています。

CDは高さ的には並べられるのですが、奥行きが深く微妙な感じです。

CDサイズ

  • 縦…12.5cm
  • 横…14.2cm
  • 厚さ…0.5cm

仕方なく100均のかごを使っての収納で使ってみましたが、せっかくのアンティークが失われ見た目がイマイチに。

根本的に見直すということで、鉄脚をつけ仕切り棚もぶった切ってみます。

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アンティーク棚を簡単リメイク

アンティーク棚を簡単リメイク

アンティーク棚の工程

  • 棚をぶった切り収納しやすいサイズに変更
  • 鉄脚をつけ高さアップ
  • オイルステインで全体塗装
  • 引き出しをつける

アンティーク棚リメイクに準備したもの

リメイク作業の前にまずはアンティーク棚リメイクに必要なものを準備します。

アンティーク棚リメイクに準備したもの

DIY器具

  • 電ノコ
  • 電気ドライバー
  • 延長コード
  • かみやすり&やすりホルダー
  • ドライバー
  • ハンマー
  • 瞬間接着剤
  • 万能テープ
  • オイルステイン
  • パレット・トレー
  • はけ
  • 端材

汚れ防止

  • 新聞紙
  • 軍手
  • つなぎ
  • タオル
  • ウエットティッシュ
追加する材料

  • 鉄脚
  • 木箱
  • 取っ手

書き出すと大変そうに思えますが、電ノコやオイルステインは前に収納棚を作ったときに購入したもので、今回のために新調したわけではありません。

基本、家にあったものでなんとかDIYしてみたいと思います。

アンティーク棚のしきりをぶった切り収納しやすいサイズに変更

アンティーク棚のしきりをぶった切り収納しやすいサイズに変更

向かって左側の下段仕切りを切って収納スペースを大きくしたいと思います。

左側の下段仕切りを切って収納スペースを大きく

まずは2枚の敷板を外す作業から。下からハンマーでたたき、敷棚を外します。

外した敷板は、引き出しに使うためなるべくきれいに外したいのですが、ハンマーでたたいてみましたがなかなかとれず。

アンティーク棚のしきりをぶった切り収納しやすいサイズに変更

割れてもいいので思いっきり押したり叩いたり。ミシミシという音とともに棚板が割れて半分とれました。

引き出しに使うのに大丈夫かな?まあなんとかなるでしょう。

底板を外したら割れました

残りも強引に外します。もう一枚はなんとか割れずに外れました。

アンティーク棚リメイク敷棚を外します

まだ枠組みは残っています。

電ノコで棚を切断

枠組みの横木を電ノコで切断。一瞬で切れました、電ノコめちゃくちゃ便利です。

電ノコで棚を切断

前面の凹みはとりあず気にせず、断面をやすりがけします。

棚をリメイク雑誌を収納可能に

2段ぶち抜く事により雑誌も収納可能な高さになりました。

アイアンレッグをアンティーク和風棚につける

鉄脚を固定する際、棚の底板が薄すぎてネジが貫通してしまうため、急遽、端材で補強することに。

棚を作った際のあまり端材(1×4)を瞬間接着剤でつけました。念の為、棚の内部のドライバーが届く場所は、ネジ止め。

ものながのアップ
数年使用した結果、補強部分にグラつきもなく接着剤だけでも大丈夫そうでした。

棚全体にオイルステイン塗って統一感を出す

棚にオイルステインを塗る

カットした部分や鉄脚固定用の端材と棚本体の色を合わすため、全体的にオイルステインを塗ります。

棚に塗るオイルステイン塗料

以前棚を作った際の残りの水性オイルステイン。オイルステイン水性と油性の違いを簡単に。

オイルステイン水性&油性違い

  • 水性…室内向け/扱いやすい
  • 油性…屋外向け/高耐久性

室内の家具には水性のオイルステインが塗りやすくおすすめです。

Bitly

オイルステインがたまたま元の棚の色と近いのでかなり適当に塗っていきま

オイルステインがたまたま元の棚の色と近いのでかなり適当に塗っていきます。

オイルステインがたまたま元の棚の色と近いのでかなり適当に塗っていきま

全面の未塗装の部分もしっかりと塗っていきます。

オイルステインがたまたま元の棚の色と近いのでかなり適当に塗っていきま

上下ひっくり返して、底面裏側を塗ります。この時、棚の底面が塗られてないことに初めて気が付きました。

鉄脚で棚の高さが上がるため、一応オイルステインを塗っておきます。

オイルステインを棚全体に塗り終えたら、乾燥させます。

アンティーク棚に鉄脚をつける

アマゾンで購入した格安鉄脚

やっと鉄脚の取り付けです。アマゾンで買った鉄脚4脚を使用します。

Bitly

高さ15cmの一番低い鉄脚。

鉄脚に付属していたネジは少し長かったので底板の厚い場所に使用します。底板の薄い場所には家にあった短めのネジを使用し固定することにしました。

鉄脚を棚につける

電気ドライバーを使うとネジが簡単にしっかり取り付けられます。

鉄脚にある全てのネジ穴は端材のサイズが小さいため使えず、3箇所だけの固定となりました。結果、3箇所でもかなり安定していて、数年経ってもグラつきなどはありません。

棚に鉄脚をネジ止め

棚の四隅に鉄足を取り付けます。電気ドライバーが大活躍です。

鉄足付属のキャップを取り付け完了

付属のキャップを取り付け、鉄足固定作業が完了しました。

廃材と市販の箱で引き出しを作る

アンティーク棚のしきりをぶった切り収納しやすいサイズに変更

最初に外した底板を引き出しの前面に使用します。板が割れてしまった部分は瞬間接着剤で補強し、オイルステインで塗装。

廃材に取っ手をつけ引き出し前面につける

乾いたら取手をつけて引き出しの前面部分を作ります。取手は1個100円程度の物を使用。

コーナンで購入したパイン材の箱

100均では丁度いいサイズの箱が見当たらず、コーナンで少し高めのパイン材BOXを2個購入。

アンティーク棚にピッタリのサイズ

サイズ…約幅38cm×奥行26cm×高さ12cm

我が家の棚にジャストサイズ。

引き出しを作る

パイン材BOXに引き出し前面部分を超強力両面テープで貼り付けます。

引き出しを作る

超強力両面テープは家に一つあるとすごく便利です。

引き出しを作る

引き出しの完成。

引き出しをはめて棚のリメイク完了

完成した引き出しを棚にはめ込んでリメイク作業終了です。

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アンティーク棚に鉄脚リメイクまとめ

手作り感はありますがなかなか満足のいく棚になりました。

アンティーク棚に鉄脚リメイクまとめ

  • 構想・準備…1週間
  • 費用…4千円程度(棚代含まず)
  • 作業時間…半日

引き出し用のBOXが少し高かったですが、家にある工具や材料を使ったため、費用を抑えられたと思います。

お昼にリメイク作業を開始し、夕方5時過ぎぐらいに終了。腰がバキバキになりましたが、充実の休日でした。

ものながのアップ
実はリメイク作業は2年ほど前に完了していて、記事だけアップが遅れていました。
2年間リメイク棚を使用していますが、愛着がさらにわき大満足の棚リメイクとなっています。